菊芋がダイエットに効果的である4つの理由

 

北米原産のキク科の植物でもあり、日本でも栽培されている菊芋は「天然のインスリン」と称されるほど、その健康効果に注目が集まっています。
菊芋は血糖値の安定化など糖尿病への効果が有名ですが、実はダイエットにも優秀な効果を発揮してくれます。
今回は、菊芋がなぜダイエットに有効であるのか、その理由についてお伝えいたします。

 

菊芋はカロリーとなりにくい

菊芋はダイエットの天敵であるカロリーになりにくいという性質を持っています。

 

菊芋の主成分はイヌリンと呼ばれる水溶性食物繊維であり、イヌリンは菊芋のおよそ2割を占めています。
実はこのイヌリンはフラクトオリゴ糖に果糖がいくつか結合した構造をとっており、人の消化酵素では分解・消化する事ができません。
消化されずに大腸まで届くため、エネルギーとなりにくいのです。

 

また、エネルギーとなりやすいデンプンをほとんど含まないという特徴も持っています。
実際に菊芋のカロリーは100gあたり35kcalであり、デンプンを多く含むじゃがいもの半分以下となります。

 

菊芋は血糖値を急上昇させない

菊芋は血糖値を急上昇させず、インスリンの過剰分泌を防止する作用があります。

 

食事をしてしばらく経つと血液中の糖分の量が急上昇し、血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されます。
インスリンには、血糖値を下げるほか、余剰した糖質を脂肪として蓄積させる働きがあります。

 

菊芋に含まれているイヌリンは体内に入ると水分に溶けてゲル状となります。
ゲル状となったイヌリンは糖質やコレステロールなどを包み込み、血液中に吸収されるのを阻害します。
イヌリンの働きによって血糖値の上昇が抑えられると、インスリンの過剰分泌による脂肪の蓄積を防止する事ができるのです。

 

菊芋は腸内環境を整える

菊芋には、腸内を善玉菌優勢の状態に整える作用もあります。
菊芋に多く含有されているイヌリンは大腸に届くとフラクトオリゴ糖に分解され、善玉菌のエサとなって、善玉菌のみを増加させます。

 

善玉菌優勢となると、腸の機能が高まって体全体の代謝が促進され、基礎代謝による消費カロリーが増大します。
また、善玉菌優勢の腸内では、「やせ菌」と呼ばれるバクテロイデスが活性化するため、太りにくく痩せやすい体質に改善する事ができます。

 

菊芋を食べると短鎖脂肪酸が増加する

さらに、菊芋の摂取によって活性化した善玉菌とバクテロイデスは、腸内に短鎖脂肪酸を放出します。

 

短鎖脂肪酸とは、酪酸や酢酸、プロピオン酸などの有機酸の事を指し、腸内を酸性に傾けたり、腸を刺激して蠕動運動を活性化させます。
それだけではなく、短鎖脂肪酸には、筋肉に働きかけて脂肪の燃焼を促進する作用や、肥満細胞が脂肪を取り込むのを阻害する作用があります。

 

つまり、菊芋の摂取によって腸内環境が整えられると、短鎖脂肪酸がたくさん生成され、脂肪を溜め込みにくく燃焼しやすい状態に導く事ができるのです。

 

最後に

菊芋はイヌリンを最も多く含有する食材です。
イヌリンは腸内環境を整えると同時に、血糖値を低下させる働きがあるため、体質からダイエットをサポートする効果があります。
低GIかつ低カロリーの食材でもあるので、じゃがいもなどの代替品としてダイエットに役立ててください。

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